【JavaScript】JavaScriptオブジェクトとJSON文字列の違いについてまとめた【JSON】

JavaScript


JavaScriptオブジェクトとJSON(JavaScript Object Notation)文字列の主な違いは、データの表現形式である。以下にその違いを要約する

  1. データ表現形式:
    • JavaScriptオブジェクトは、JavaScriptコード内で {}(中括弧)を使用して表現される。プロパティと値はキーとコロン(:)で区切られ、プロパティ間はカンマで区切る。
    • JSON文字列は、JavaScriptオブジェクトをテキストベースのデータ表現に変換したもの。JSON文字列は、プロパティ名と文字列値、数値、真偽値、配列、他のオブジェクトなどのデータ型を含むテキストである。JSON文字列はダブルクォーテーションで囲まれたプロパティ名を持ち、プロパティと値の間にはコロンで区切られ、プロパティ間はカンマで区切る。
  2. 使用用途:
    • JavaScriptオブジェクトは、JavaScriptコード内でデータを表現し、変数や関数内のデータ構造として使用される。JavaScriptオブジェクトはJavaScriptのランタイム環境で直接操作でる。
    • JSON文字列は、データの交換や保存、外部システムとの通信など、データのシリアライズ(直列化)とデシリアライズ(逆直列化)に使用される。JSON文字列はプラットフォームや言語に依存せず、データの標準的な表現形式。
  3. 表現の例:

JavaScriptオブジェクトの例:

var person = {
    name: "John",
    age: 30,
    isStudent: false,
    hobbies: ["Reading", "Gaming"]
};

JSON文字列の例:

{
    "name": "John",
    "age": 30,
    "isStudent": false,
    "hobbies": ["Reading", "Gaming"]
}

JavaScriptオブジェクトとJSON文字列は相互に変換可能。JavaScriptでは、JSON.stringify() メソッドを使用してオブジェクトをJSON文字列に変換し、JSON.parse() メソッドを使用してJSON文字列をJavaScriptオブジェクトに戻すことができる。これにより、データのシリアライズとデシリアライズが可能になる。

タイトルとURLをコピーしました